東急リバブルのリースバックを検討中で、「大手の安心感はあるけれど、デメリットや後悔するポイントはないの?」と不安に思っていませんか。
テレビCMなどで高い知名度を誇る東急リバブルですが、リースバックの場合は、その仕組みを正しく理解せずに申し込むと、「数十万円以上の余計な費用がかかってしまい、手元に残る現金が大幅に減ってしまった…」という事態になりかねません。
なぜなら、東急リバブルのリースバックは、自社で買い取るのではなく「仲介(紹介)」する仕組みだからです。
この記事では、実際の利用者の口コミ・評判をもとに、東急リバブルを介するメリット・デメリットを中立的な視点で徹底解説します。さらに、同じ提携先(セゾンファンデックス)を使いながら、最も手取り額を多くするための「賢い裏ワザ」まで分かりやすくお伝えします。
この記事を読めば、東急リバブルに申し込むべきか、それとも他社と比較すべきかが明確にわかります。
- 東急リバブルのリースバックの良い口コミ・悪い口コミの実態
- サービスの仕組み(提携会社・仲介手数料の構造)
- メリット5つ・デメリット4つの具体的な内容
- 向いている人・向いていない人の判断基準
- 後悔しないために必ずやるべき1つの行動
東急リバブルのリースバックの評判・口コミまとめ
東急リバブルのリースバックに関するリアルな口コミを分析すると、大手ならではの「安心感」を評価する声がある一方で、コスト面に対する「疑問や不満」も一定数存在することがわかります。
良い口コミ・評判
定年後の住宅ローン残債に悩んでいましたが、住み続けながら完済できました。東急ブランドという安心感があったので、最後まで信頼して手続きをお任せできました。(60代・男性)
子どもの学区を変えたくなくてリースバックを選択。担当者の方が非常に紳士的で、無理な営業もなくスムーズに契約まで進みました。(45代・女性)
他社では断られた地方の物件でしたが、東急リバブルのネットワークのおかげか、提携会社を紹介してもらい無事に現金化できました。(70代・男性)
悪い口コミ・評判
見積もりを見て驚いた。売却代金から『仲介手数料』として約70万円も引かれていた。最初から直接買い取ってくれる会社に頼めばよかったと後悔している。(50代・男性)
「東急リバブルのリースバック」という名前なのに、実際に契約したのはセゾンファンデックスだった。これなら最初からセゾンに直接申し込んだ方が早かったのでは?と感じた。(60代・男性)
店舗に相談に行ったら、リースバックだけでなく通常の売却や住み替えも同時に提案され、少し営業がしつこいと感じてしまった。(60代・女性)
口コミから見えるリアルな実態:大手だからと「一社指名」は危険
口コミを総合すると、「担当者の対応やブランドへの安心感」には満足している人が多い一方、「費用(手取り額)の面で損をしたかもしれない」と後悔している人が目立ちます。この不満の原因は、東急リバブル特有の「仕組み」にあります。次の章で、その理由を詳しく見ていきましょう。
東急リバブルのリースバックとは?仕組みと「仲介手数料」の真実
東急リバブルのリースバックを理解する上で、最も重要なキーワードは「仲介型」であるという点です。
サービスの基本構造(実際の買主はセゾンファンデックス)
東急リバブル自体があなたの自宅を買い取るわけではありません。東急リバブルはあくまで「窓口(仲介役)」であり、実際に自宅を買い取り、その後の賃貸契約を結ぶのは、提携会社である「株式会社セゾンファンデックス(クレディセゾングループ)」です。
サービスの基本構造(提携会社・セゾンファンデックス)
東急リバブル自体があなたの自宅を買い取るわけではありません。
東急リバブルはあくまで「窓口(仲介役)」であり、実際に自宅を買い取り、その後の賃貸契約を結ぶのは、提携会社である「株式会社セゾンファンデックス(クレディセゾングループ)」です。
仕組みは次の通りです。
- 東急リバブルが窓口として査定・手続きを担当
- 実際に自宅を買い取るのは、提携会社「セゾンファンデックス」(クレディセゾン100%子会社)
- 売却後、セゾンファンデックスと賃貸借契約を締結
- 東急リバブルには仲介手数料が発生する
つまり、東急リバブルは売主と買主(セゾンファンデックス)の間に入る仲介業者です。
仲介手数料の上限は「売買価格の3%+6万円+消費税」です。たとえば売却価格が2,000万円なら、最大で約72万円の手数料がかかります。
他のリースバックと何が違うのか?(「直接買取型」とのコスト比較)
リースバック会社には、大きく分けて「直接買取型」と「仲介型」の2種類があります。
| 比較項目 | 直接買取型(他社事例) | 仲介型(東急リバブル) |
| 実際の買主 | 問い合わせた不動産会社 | 提携会社(セゾンファンデックス) |
| 仲介手数料 | 原則無料(0円) | 必要(売買価格の3%+6万円+税) |
| 手取り額 | 高くなりやすい | 手数料の分、減少しやすい |
例えば、自宅が2,000万円でリースバックされた場合の仲介手数料をシミュレーションしてみましょう。
計算式:2,000万円 × 3% + 6万円 = 66万円(税込72.6万円)
直接買取型の会社であれば、この72.6万円はかかりません。
つまり、東急リバブルを通すだけで、手元に残る現金が約72万円も減ってしまうというのが、この仕組みの最大の盲点です。
東急リバブルのリースバック|5つのメリット
コスト面の注意点はありますが、東急リバブルならではの強力なメリットも存在します。
① 東証プライム上場グループの圧倒的な安心感
東急リバブルは東急不動産ホールディングスのグループ企業です。リースバック業界には中小の不動産会社も多く参入しており、「契約後に会社が倒産して、住み続けられなくなった」というトラブルもゼロではありません。その点、倒産リスクが極めて低い大手ブランドの安心感は格別です。
② 「普通借家」と「定期借家」の2つから契約形態を選べる
多くのリースバック会社は、期間が限定される「定期借家契約(例:2〜3年で退去)」しか用意していません。しかし、東急リバブル(セゾンファンデックス)では、長く住み続けられる「普通借家契約(更新可能)」も選択可能です。老後もずっと今の家に住みたい人にとって、これは大きな強みです。
③ 全国対応かつ「買い戻し」の権利が明確
東急リバブルの店舗網とセゾンファンデックスのネットワークにより、地方の物件でも幅広く対応しています。また、将来的に資金が用意できた場合、自宅を買い戻すための特約を契約に盛り込むことも可能です。
④ 最短1ヶ月での迅速な現金化
一般の不動産売却のように買い手を探す期間が必要ないため、条件さえ合意できれば、問い合わせから約1ヶ月前後でまとまった現金を確保できます。
⑤ 連帯保証人が原則不要
賃貸契約を結ぶ際、子どもや親族に連帯保証人を頼むのは心理的抵抗があるものです。東急リバブルのリースバックでは、指定の家賃保証会社を利用するため、原則として保証人を立てる必要がありません。
東急リバブルのリースバック|4つのデメリット・注意点
後悔しないために、以下のデメリットは必ず契約前に把握しておいてください。
① 仲介手数料がかかるため、手取り額が減る
前述の通り、売却価格に対して最大「3%+6万円+消費税」の仲介手数料が発生します。「とにかく1円でも多く現金を残したい」という人にはデメリットになります。
② 買取価格は市場価格の7割〜8割程度になる
これは東急リバブルに限らずリースバック全体のデメリットですが、通常の不動産売却(仲介での一般売却)に比べると、売却額は安くなります。
③ 家賃が近隣の相場より高めに設定されるリスク
リースバックの家賃は、物件の価値ではなく「買取価格×期待利回り(年6%〜13%程度)」で算出されます。そのため、周辺の賃貸マンションの家賃相場よりも、毎月の支払額が高くなってしまうケースがあります。
④ 定期借家契約を選んだ場合の「退去リスク」
もし「家賃が安くなるから」という理由で定期借家契約を選んでしまうと、契約期間満了時にセゾンファンデックス側から契約更新を拒否され、立ち退かなければならなくなるリスクがあります。長く住むなら必ず「普通借家契約」を選びましょう。
東急リバブルのリースバックが向いている人・向いていない人
東急リバブルに向いている人
- 「とにかく名前の知っている大手企業じゃないと不安」という方
- 老後もずっと同じ家に住み続けたい(普通借家契約を希望する)方
- 将来、資金が貯まったら確実に我が家を買い戻したい方
他のリースバック会社も比較すべき人
- 仲介手数料を払いたくない、手元のお金を1円でも多く残したい方
- 「セゾンファンデックスが買い取るなら、直接セゾンに査定を依頼した方が得なのでは?」と気づいた方
- 自分の家が、他社ならもっと高く買ってもらえる可能性を試したい方
リースバックで後悔する典型的な失敗パターンと唯一の対策
リースバックで「こんなはずじゃなかった」と後悔する人の9割は、「1社だけで決めてしまい、条件の比較をしなかったこと」が原因です。
よくある失敗:大手だからと盲信して大損
「東急リバブルだから安心」と、他社の査定を一切取らずに契約したAさんの事例です。2,000万円で売却し、仲介手数料を約72万円支払いました。
しかし後日、別の直接買取型の会社に査定を出してみたところ、そもそも「買取価格が2,100万円、かつ仲介手数料0円」という条件を提示できる会社があったことが判明。結果として、100万円以上の現金を損してしまったことになります。
失敗を防ぐ唯一の対策:複数社の「一括比較」
リースバックの査定額や毎月の家賃設定は、会社によって驚くほど異なります。東急リバブル(セゾンファンデックス)の提示する条件が本当にあなたにとって最適かどうかは、他社の条件と並べて比較して初めて判断できるのです。
まずは、東急リバブルに直接申し込む前に、複数の優良なリースバック会社から一括で査定を取り寄せ、「自分の家の最高買取額」と「最も安い家賃」の相場を把握することから始めてください。
以下の記事では、東急リバブルを含む大手・中小の中から、あなたに最適な会社を見つけるための「具体的な手順」をわかりやすく解説しています。リースバックを検討している方は、必ずチェックしておいてください。
東急リバブルのリースバック|よくある質問(FAQ)
- 東急リバブルのリースバックは怪しくないですか?
-
まったく怪しくありません。 東証プライム上場の東急不動産HDグループが窓口であり、実際の買主も大手信販会社クレディセゾングループの「セゾンファンデックス」です。極めてクリーンで安全な取引が行われます。ただし、仕組み上「仲介手数料」が発生する点だけは理解しておく必要があります。
- 仲介手数料は無料になりませんか?
-
東急リバブルを通す限り、無料にはなりません。 もしセゾンファンデックスのリースバックを仲介手数料なしで利用したい場合は、東急リバブルを介さずに、セゾンファンデックスへ直接問い合わせる、あるいは「仲介手数料無料」を掲げる直接買取型の他社と比較検討することをおすすめします。
- 賃貸契約の途中で家賃が上がることはありますか?
-
原則として、契約期間中に家賃が勝手に上がることはありません。 ただし、契約更新時(普通借家の場合)に、周辺の経済状況の大幅な変動などを理由に協議が行われる可能性はゼロではありません。契約書に「家賃改定に関する条項」がどう記載されているか、事前に必ず確認しましょう。
まとめ:納得のいくリースバックで老後資金確保のために
東急リバブルのリースバックは、大手ならではのサポート体制と、セゾンファンデックスによる柔軟な契約形態(普通借家・買い戻し対応)が魅力の非常に優れたサービスです。
しかし、「安心だから」という理由だけで一社に絞って契約してしまうと、本来なら手に入ったはずの数十万〜数百万円の資金を、仲介手数料や査定額の差で失ってしまうリスクがあります。
大切なマイホームを活用してこれからの生活を豊かにするためにも、まずは「複数社の条件を横並びで比較する」という賢いステップを踏んでください。
その上で、東急リバブルの条件が最も納得できれば、自信を持って契約に進むと良いでしょう。
後悔しないための具体的な比較方法と、最初に取るべきアクションについては、以下のページで詳しく解説しています。
